夜の街、新宿歌舞伎町を歌と踊りで浄化するアイドルたち

昨年。2014年秋。大つけ麺博のステージで見た、地下アイドルたちの輝きについて記す。

このイベントでは、毎年、盛り上げ役を担うトッピングガールズと呼ばれる期間限定のユニットが結成される。

この年は、アイドルグループの「じぇるの!」がトッピングガールズに選出された。

ライブ中に輝きを放つ彼女たち

大つけ麺博の期間中は、新宿歌舞伎町の駐車場をイベント会場としている。彼女たちのライブはイベント会場の一画を特設ステージにして行われる。野外ライブになるので、音楽は会場全体に響き渡る。

ライブ直前になると、騒然と何かが始まる雰囲気となり、つけ麺を食べていた人達がいそいそとステージの近くに集まってくる。

そもそもここにいる人達の大半はつけ麺目的で来ているであって、彼女たちのライブを楽しみに来ているわけではないようだ。

新宿歌舞伎町といえば、キャバクラやガールズバーなどの水商売や、ヘルスやソープといった射精産業としても有名な歓楽街。

この夜の街で、15、16歳の幼く世の中を知らない女の子たちが、これから歌や踊りのパフォーマンスで会場を盛り上げようとする光景はいささか異様であるといえる。

そして今まさに、ジャングルに迷い込んだ子羊の群れを性欲の化身となった猛獣どもが囲い込んでいる。

しかし、ライブが始まってからは、そのような過度の心配は必要なかったようだ。

彼女たちが汗をかきならも必死に歌や踊りで会場を盛り上げる姿は非常に健気である。真っ直ぐな瞳が、この街の負の一面を浄化させていたように感じた。

いったい、この感じは何だろう。彼女たちは未成熟なのだ。完成されてない。必死だ。

まるで甲子園の高校球児達を見ているように「応援したい」というまごころのような気持ちに駆られるのかもしれない。

ライブが後半に近づくにつれ、観客同士が肩を組み合いリズムにのっている。まさに、彼女たちの純白の輝きが、はじめは性的な目で彼女らを見ていた猛獣の心を浄化させている瞬間だ。ライブの空気感が会場にいる男たちを良識な次元へと引き上げている。

なぜアイドルを応援したくなるのか

彼女らのステージを見ててい、久々に思い出した。社会人になってから、すっかりと忘れかけていたアイドルの魅力を。

そもそも、僕が地下アイドルと呼ばれるものに興味を持ったのが2012年の大つけ麺博がきっかけだ。その年は、アリス十番の女の子たちがトッピングガールズを担当していた。

最近でこそ、テレビや雑誌に出始めて、徐々に注目を浴び始めている彼女たち。しかし当時は、まだまだ無名であった。

ひょんなことがきっかけで、僕は彼女たちと一緒にステージ上で観客を盛り上げることになった。ステージ上から見る景色とステージの下から見上げる景色が、非常に近かったのが印象的だったと記憶している。

ステージ自体もさほど大きくなかったこともあるが、とにかく観客との物理的な距離も近い。ライブ終わりには、気に入った女の子とチェキが撮れて、顔や名前を覚えてもらえる。とにかく、ファンとの距離感が近いのだ。

地下アイドルと呼ばれるようなアイドルたちは、ファンの支えあってこそ成り立つ。

ステージで輝く彼女たちを舞台下から応援するファンという図式がつくられる。これは、兄が妹を応援するような、もしくは、父が娘を応援するような擬似家族体験をライブ中に発生させているようだった。

近親相姦と似ているかもしれない。親子・兄妹が性的な関係を持つことは社会的にタブーとされているように、ライブ中のアイドルとファンの間でも、自然と似たような現象が起きていたのかもしれない。

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