大阪には、JKが路上で援交の募集をしているエリアがあるらしい。
そんな危ない情報が裏モノJAPANで特集された。そのエリアというのは、大阪のなんば楽座。
ここは昔から、「立ちんぼ」と呼ばれる売春客を探す女性が裏路地に立っているようだ。
それが最近では、JKが援交相手を探して立っている、というんだから驚きだ。しかも記事によると、中学3年のJCまで立っていたとか。
そこで今回は、JKが路上で援交を募集している危ない現場を調べてきた。
立ちんぼの名所、大阪のなんば楽座に向かう
今回、一緒に大阪に行ったのは夜遊びマスターY氏。

タイ旅行でもお世話になった夜遊びに定評のあるY氏に、大阪に行ったことがなかった僕を案内してくれることになっていた。
▼夜遊びマスターY氏については以下をご参照ください。
そこで、その大阪旅の合間を縫って、このJKの援交現場を見に行くことにした。
なお、大阪旅では、アポロビルや飛田新地、など定番スポットをまわったが、本記事では割愛する。

どちらも違うな。
「JKが援交を募集している危ない現場を見て、そんなJKに説教をしてくる。」

まぁ説教というのは嘘だけど、単純な興味として、そういったJKがいる事実を、しかとこの目で見ておきたい。
そして、大阪旅行中の某日18時。
僕らはJKが路上にいるとされる大阪のなんば楽座に向かった。
本当にJKが路上で援交を募集をしているのか?

なんば楽座は難波駅から歩いて1分。入り口には「なんば楽座」と書かれた看板が立っている。
ここは昔ながらの飲み屋やスナックが立ち並ぶ、知る人ぞ知る、ディープスポットらしい。
今日の天候は、傘をさすかささないか、くらいのポツポツした小雨。
あいにくの天候ではあるが、さっそく、調査を開始。

なんば楽座の雰囲気は、新橋の裏通りのような、ごちゃっとした飲み屋街に似ていて、どこか昭和のレトロな趣がある。
街中を眺めながら探索すること早5分。
「あれ?もう道路だ。」
なんば楽座は、阪神高速、千日前通、御堂筋の3方向の道路に囲まれた三角地帯を指す。

つまり、僕らはもうなんば楽座の外まで来てしまっていた。
なんば楽座の一角はそんなに広くない。端から端まで1分もあれば突っ切れるくらい。

立ちんぼといったら人通りが少なそうな裏路地に隠れているかもしれない。
僕らはもう少し念入りになんば楽座を歩き回ってみる。

・・・30分後。

裏路地は飲み屋の照明や看板で全体的にやや明るめ。
なんというか、立ちんぼがいそうな気配がまったくしなかった。
僕は何かを間違えたんだろうか?
時間帯が違ったか?天候が悪かったか?そもそもここにはもういない?
これは困ったな。

Y氏が指差したのは、なんば楽座の道路を跨いだ、さらに奥の怪しいエリア。

そこは、ラブホテルなどが立ち並ぶ、怪しい雰囲気が漂う一体だった。
なんば楽座からは離れるが、ここよりも向こうの方を調べた方が良いかもしれない。
僕らはY氏の指したエリアに向かった。
奥にある怪しいエリアでついにJK発見か!?

ここはなんば楽座よりも、人通りが少なく、飲み屋も少ないため、街中は暗め。
この雰囲気だと、いつJKが路上に立っていてもおかしくない。僕らにピリッとした緊張感が走る。
このエリアをゆっくりと見渡しながら一周してみた。
…が、結局、立ちんぼを見つけることができなかった。
そんな僕らの不運に追いうちをかけるように、小雨が徐々に強くなってきた。
これはもう駄目かもしれない。本格的に雨が降り始めたら、路上にいるJKもさすがに撤収するだろう。

Y氏は近くにあった100円ショップに入り、雨宿りをしている。
僕はもう少し粘り、一人で外を見渡す。
やはりダメか…、と諦めかけていたちょどそのとき、
「あっ!」
僕は思わず声をあげた。
僕の30m先に制服姿の女の子と客と思われる男性が二人で歩いている。
二人は角を曲がった。僕は慌てて、二人を追いかける。
僕が角を曲がったときには、二人の姿はもうなかった。
…くそっ、見失ってしまった。
ただ、二人が曲がった路地はまっすぐな長い道。おそらく、どこかの建物に入ったはず。
二人の歩いてた速度と、僕が曲がり角にくるまでかかった時間を計算して、二人が入った建物にアタリをつける。

その建物はラブホテルだった。ここに入った可能性が高い。

いた。間違いなく、制服姿の少女だった。そして一緒にいたのは客らしき男。
時間帯や天候に問題はない。事前情報の下調べにも問題はない。
これは不測じゃかった。偶然じゃなく必然。ここにはガチでJKが生息している。僕はそう確信した。
ホテルから出てくるJKと客を見つける
再び、僕らはこのエリア一体を歩き回る。

Y氏が指差す方向を見ると、僕らのちょうど20m先くらいに、制服姿の女の子と隣には客らしき男が一緒にホテルから出てきた。
アンバランスなカップル。これは間違いなくJKと客。
そして、僕らとは反対の方向に歩いて行く。

再び、JKを捉えた!
僕らは気づかれないように、早歩きで後ろから追う。
JKと客は十字路で立ち止まり、なにやり二人でニコニコとした表情で話をしている。
このとき僕は変な違和感を感じた。
二人の会話は聞き取れなかったが、表情から謎の親密度の高さを感じた。
というか、客の心理として、こんな制服姿のJKとコトを終えたのなら、一刻も早くさよならしたいはずではないだろうか。
制服なんて、JKと言っているようなもの。JKと援交をしていたのであれば、もっとひと目を気にするのではないだろうか。
そんな考えを巡らせていると、二人は手を振って別れた。男は右に、女は左に歩き出す。
「左を追うぞ。」

僕らはJKを追うと、JKは山本ビルと書かれたビルの中に入っていった。
すかさずビルの中まで追いかける。どうやらJKはエレベーターに乗った後だった。
JKの乗ったエレベーターは5階で止まった。ここはいったい?アジトでもあるのか?
隣にあった、郵便受けをみると、

18禁のマークのステッカーが貼ってある。
なんだこの妙な感じ。「山本ビル なんば JK」でググってみると、この場所を示すサイトが引っかっかった。

女子校生はやめられない!?

…なんということだ。さきほどの変な違和感の正体がこれだったわけか。
そう、僕らが追いかけていたJKは、ここの店の制服コスをしたデリヘル嬢だった。
ここのデリヘルは、制服姿の女子高生をイメージした風俗のようで、もちろん現役のJKはいない。
事務所とホテルが近いため、制服コスで向かっているところを僕らは目撃しただけだったようだ…。
最後に
その後も、しばらく周辺を探してみたが、JKどころか、立ちんぼの姿さえ見つけることができなかった。
噂によると、立ちんぼは警察の動きに合わせて、ポイントを移動しているとか、してないとか。
やはり雑誌に載った後だけあってか、もうこの近辺は警戒区域になったのかもしれない。
とんだ苦労で、結果がこれとは、なんともやるせない気持ちである。
しょーもないオチで、最後まで読んでくださったみなさま、なんか申し訳ない。これがガチでやった結果、ということでご愛嬌にして欲しいです。